住宅ローンの基本

そもそものところ「ローン」自体もろくに組んだことのない私ですので、住宅ローンなんて複雑すぎてよくわかりません。でも組まねば家は建たず…というとこで、住宅ローンについて基本的なことをここに書いて行きます。

■ 住宅ローンは「銀行(民間)」の住宅ローンとフラット35がある

フラット35とは民間金融機関と住宅金融支援機構が提携して提供されている長期固定金利住宅ローンのこと。
銀行などが提供するローンとはまた違ったシステムです。
現在銀行でも超長期固定金利住宅ローンを扱っているところは多く、フラット35との比較も大差がないように見えますが、保証金が不要だったり、繰上返済をしたい場合に手数料が取られないなどのメリットがありますので、じっくり考えてみて下さい。

■ 住宅ローンは「固定金利」と「変動金利」の2種類の金利タイプがある

固定金利は金利がずっと変わらない返済の仕方。変動金利は途中で金利が高くなる可能性のある変動型の返済の仕方。
固定金利の場合は基 準より少し高めの金利設定ですが、将来基準の金利が上がったとしても自分のローン金利は変わりません。一見固定の方が安心でお得に感じますが、基準の金利 が高い時に固定で組んでしまうと、後で基準の金利が下がった場合に損をしている計算になってしまう場合がありますので注意が必要です。

■ 住宅ローンで借りられる金額には上限がある

注文住宅を頭金なしで軽い気持ちで建てる人はまずいないので大丈夫だとは思いますが、住宅ローンで借りられる金額には上限があります。
最近ではフラット35(保証型)で金融機関によっては100%の融資が可能らしいですが、収入基準によっても借入限度額があるので注意してください。
収入基準はつまり、「返済能力」の基準でもあります。
フラット35などでは、「毎月返済額の4倍以上の月収」が必要になります。年収450万の人が月々の返済を10万にしたくても、返済が収入の26.6%とオーバーしてしまい、融資が受けられません。
返済プランは収入の手取り、家族構成、また将来設計の仕方によって変わってきます。総合的に考えてベストなプランを見つけて下さい。

■ 住宅ローン契約には保証人&保証料が必要

保証人とはいっても、住宅ローンの保証は「保証会社」の保証を得る事が多くなって来ています。利用者は信用保証会社に保証料を支払うことによって連帯保証人の役目を果たします。



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